ジンギスカンの本場が北海道なのは何故?ヘルシー?匂いは気になる?味は?

北海道


北海道を語る上でジンギスカンは外せないキーワードの一つでも有りますね。ジンギスカンは北海道民にとっては欠かす事の出来ない日常一般食と言えます!

近年では国内外の北海道旅行観光客にも人気なのは言うまでもないです。

このジンギスカンが北海道でポピュラーに食べられるのは何故なのか?いつから食べるようになったのか?匂いはどうか?美味しい食べ方は?

今回はジンギスカンのアレコレに関してご紹介します。

ジンギスカンが北海道で広まった原因とは?発祥は?


ジンギスカンの発祥は大正時代に始まった羊の飼育が起源です。
当時洋服を着る日本人が増加した事や軍人を中心に防寒服の増産に力を入れ出した事がそもそもの始まりです。何しろ防寒服には羊毛が一番適していたのです。

そこで全国に数か所の種羊場を設置したので羊毛だけの目的から羊肉を食用にする研究も行われたのです。種羊場の多くは北海道だった経緯から北海道が主に羊肉を食べる習慣が根付き北海道を代表する名物料理になり現在に至ります。

私自身は北海道の生まれですが両親共に東北出身ではあります。

子供時代は月に2回は最低でもジンギスカンを食べていた思い出が有ります。両親は青森出身では有りますがジンギスカンが大好きでした。両親の子供である私もジンギスカンは今でも大好物の一つでも有ります。

羊肉を食べる習慣が有るのはこの北海道以外にも有ります。

岩手県遠野市と長野県信州新町と千葉県成田市には今でも羊肉を食べる習慣が有ります。これはいずれも以前、種羊場が存在していた地区なので今でも羊肉を食べる習慣が残っております。


ジンギスカンはヘルシーと云われるが本当?匂いは?

ジンギスカンに使われる羊肉の特徴が

➊ダイエットに効果が有るカルニチンが豊富
➋疲れを取るビタミンB1が豊富
➌皮膚の保湿に欠かせないビタミンB2が豊富
➍骨を作るビタミンDが含まれる
➎ミネラル類も多く含む
➏高タンパク質な食材
➐炎症に効果が有るアミノ酸が豊富
➑低コレステロールで太らない
➒豊富な不飽和脂肪酸を多く含む
 
調べてみた所が上記の理由らしいです。

ジンギスカンの匂いは羊肉特有の香ばしい匂い。この匂いは脂が焼ける特有の甘い匂いです。

野菜と混ぜて焼くことで野菜のさっぱりした食感とタレの甘辛い匂いとが混じった風味が食欲を倍加させる魔法の匂いと言えます。羊肉はたしかに特有の匂いはしますがこれは単に慣れの問題とその匂いを受け入れ出来るかどうかだと思います。

肉の匂いがあまりしない新鮮なラム肉(生後1年以内)は比較的に食べ易い肉と言えますね。
対して肉の熟成度が増すマトン肉(生後1年以上)は匂いも強くなる傾向が有ります。

又、匂いがもし気になる方はご自分で充分にタレや旨み調味料で味付けされるか、タレ味付きジンギスカン肉をご用意されると良いでしょう。

味付き肉の代表格は全国でも有名になった『松尾ジンギスカン』をお薦めします。ブランド品なのでちょっと高いのですが味は抜群ですのでお試しください。

ジンギスカンの美味しい食べ方をご紹介します

ジンギスカンの美味しい食べ方ですが。実はコレだ!という食べ方は存在しません。北海道民でも食べ方は十人十色なのです。

大きく違う事といえば、生肉をそのままのせて焼く「生肉派」と味を沁み込ませた「味付肉派」とに分かれている事です。広い北海道でもエリアによっては生肉だったり味付きだったりとバラエティでも有り好みは人それぞれです。

さて、ジンギスカンの美味しい食べ方ですが一番美味しい食べ方は伝統的な、あの兜みたいな『ジンギスカン鍋』を使った昔ながらのジンギです。

鉄鋳物 本格ジンギスカン鍋 浅型
価格:1898円(税込、送料別)

何故美味しいかというと鍋の構造上余計な脂が下に落ちるので肉が常に脂っこくない事です。でも下に溜った脂はモヤシ等の野菜がその旨みを吸い込んでくれるのですが。実はこの「モヤシ」が格別に美味い事も書き添えておきます。

最近ではホットプレートや網で焼いたり、フライパンで簡易的に一度に焼くといった方法もポピュラーになりました。ホットプレートだけは脂の海になるので何度も脂の除去の必要性が有りますが(爆)

中にはバケツに燃料を入れて上に鉄板をのせて焼く。はたまたスコップの裏面を使って焼く(爆)といった裏ワザも使う方もおります。要は鉄板系の材料さえあればジンギスカンは簡単に出来ちゃうって事ですね(笑)

野菜は定番の、モヤシ・玉ねぎ・カボチャ・生椎茸・ピーマン等を使います。好みでジャガイモスライスも追加されると更に美味しいです。変わった食材では、コンニャクを強くお薦めします。焼けたコンニャクにタレを絡めて食べるのは正直に旨いですよ。

焼く順番ですが、➀鉄板をよくカラ焼きしてから脂の塊りをのせてよく拡げてまんべんなく塗る。➁野菜をのせてその上に羊肉をのせて焼く。

何故かというと肉って焦げやすいので野菜の上で蒸し焼き風にして焼くと食べる時に焦がさずに済むという理由からです。

一般的な汁物で使う土鍋と違いますが、ジンギも正式には『ジンギスカン鍋』と呼ばれており必ず一人は鍋奉行なるマメな人が必要になります。

北海道では人気のタレといえば【ベルのジンタレ】ですが、我が家では【ソラチジンタレ】の方が好物です。”ベルジンタレ”は甘めの薄味 “ソラチジンタレ”は醤油濃いめ味です。

更にタレには各自で、胡椒、唐辛子、キムチの素、ニンニクすりおろし、甘みを出すならリンゴすりおろし等を足して食べるのが更に美味しく食べる秘訣です。

さいごに

近年は羊肉が高騰して昔よりも食べる機会が明らかに減った事を書き加えておきます。
これは中国で羊肉の需要が増大した事により年々値上がりの傾向だという事です。

昔は、鶏肉-羊肉-豚肉-牛肉という順位が一般的だったのに、ここ数年は鶏肉-豚肉-牛肉-羊肉という数年前ではとても考えられないプライスが付くという現実なのです。

したがって食品スーパーに出向いてもあまりの高値に手を出せないのが辛い現実なのです。
北海道では焼き肉といえばこれは100% “ジンギスカン” を意味するのですが近年はそんな理由で敬遠されがちでもありますね。

貴方の脂肪を代謝させる一番の決め手それは『カルニチン』で間違いナシです!
さぁジンギを美味しくお腹いっぱい食べてみませんか(笑)

どうか北海道観光にお越し頂いたらばヘルシーなジンギを食べて健康になりましょうね~♬

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