TOEICのスコアで大学や大学院入試の英語が免除されたり、大学に入学後も高いスコアを持っている学生は単位が取得されたりとTOEICが特別扱いされています。就活の時にもTOEICのスコアを応募条件としている企業が増えています。特に外資系や理系の企業を目指す学生はTOEIC必須です。
TOEIC取得の目安となぜこれほどまでにTOEICが企業側から求められているのかについて分かりやすく説明します。(これを読めばTOEICの勉強にも力が入るはず)モチベーションを上げたい学生さんも読んでくださいね。
なぜ外資系や理系の企業はTOEICにこだわるの?
TOEICはマークシート形式でリスニングとリーディング計200問を2時間で解きます。初めて受験する場合時間が全然足りないことも多々あります。
TOEICは実際のビジネスシーン(電話やメールのやり取り、会議でのプレゼンテーションなど)を想定して作成されています。TOEICで高スコアを取得していることは問題を正確に処理する早さや実際のビジネスシーンで外国の企業とやり取りする能力があるとの証明になるのです。
外資系企業だけでなく理系の企業(物を作るメーカーなど)は外国の企業と英語でやり取りすることが多いため就活の時にTOEICの高スコアを所有している学生が優遇されるというわけです。TOEICの勉強を頑張って高スコアを獲得した場合エントリーシートや履歴書に自信を持って記入できます。
外資系や理系の企業が求めるTOEICのスコアはどれくらい?
TOEICはリスニングとリーディング問題が各495点で合計990点で評価されます。英検2級が高校卒業の英語レベルです。TOEICのスコアに換算すると500~600くらいです。
大学生のTOEICの平均スコアはどれくらいだと思いますか?大学に入学したばかりの1年生は420くらいで大学4年生で510くらいです。
では実際に外資系や理系の企業がどれくらいのレベルを学生に期待しているのかというと英語をバリバリ使う第一線で活躍する部署だと最低860です。英検に換算すると準1級~1級レベルです。通訳や翻訳、英語講師などいわゆる英語で食べていく職業に就く場合にも最低限求められるレベルです。
理系の企業だと600~700くらいが求められます。英検2級以上英検準1級くらいです。一流企業はTOEIC900に加えて英語で外人とコミュニケーションが取れることまで求めてきます。
就職が決まった後も社内昇格試験や海外赴任などでTOEICは必要?
全体としては15%程度の企業が昇級や海外赴任の条件にTOEICをあげています。特に電気や精密機械、輸送機器などを扱う企業や商社がTOEICを優遇しています。今後この割合はもっと増えていくと予想されます。
転職する際にもTOEICは大切です。昇格・昇進の目安としては700くらい、海外赴任の目安としては最低700で860以上を設定している企業が多いです。就職した後も定期的にTOEICの勉強を行いスコアを伸ばしていきましょう。
さいごに
いかがでしたか?予想以上に高スコアが求められていることで驚いてしまったかもしれませんが大丈夫です。TOEICは勉強法にコツがあってしっかり学習すれば必ず結果がついてきます。
次回からTOEICのスコアを上げるための勉強法を詳しく解説していきます。勉強のコツが満載の内容になっています。(^^)さいごまでお読みいただきありがとうございました。
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