TOEICスコアとは?就活業種別でスコア目安は?企業のスコア実例も!

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就活や転職で今や必須条件となったTOEIC。企業はなぜこれほどまでにTOEICを高く評価しているのでしょうか?

業種別でスコア目安についてまとめました。企業のスコア実例もあり就活生の皆さんに大変役立つ内容になっています。

なぜTOEICを高く評価する企業がこれほどまでに増えたのか?

私が就活していた時は英検準1級以上を持っていると面接の時に説得力があるなという感じでした。英語を専門とする職業以外はそれほど英語力が求められたわけではないんです。

しかし今はどうでしょうか?

私の子供は今大学生なのですが入学後すぐに全員にTOEIC受験が行われたり、就活セミナーに参加すれば持ち帰るのはTOEICスコアを上げる広告。辺りを見渡せばTOEICだらけです。

なぜここまでTOEICを厚待遇する企業が増えたのかというと次のような理由が考えられます。

◆TOEICはビジネスに特化した英語試験であるため「TOEICのスコアが高い=即仕事の現場で活躍できる人材」であると評価される。
◆2時間に200問を解くという驚異のスピードが求められるため「TOEICのスコアが高い=事務処理が高い人材」であると評価される。
◆TOEICは年間で10回試験があり、団体特別受験制度があるため社員の英語力を管理しやすい。

楽天社員のTOEIC平均が800点って本当?楽天が就活生に求めるスコア

楽天はインターネットサービスを行う日本のIT企業です。この分野で世界一を目指すためなんと社内では英語が公用語となっており、目標となるスコアを取れないものは減給…という徹底ぶりです。なんと入社式も英語で行われるそうです(゜レ゜)

この一貫した社風から楽天社員のTOEIC平均は800点です。英検準1級~1級の間くらいの高レベルですね。

2017年度の新入社員全員がTOEIC800点以上だったため今後はさらなる高スコアが求められるようになると思います。楽天を受けたいなら最低でもTOEIC800は必須条件となりますので気合いを入れて対策に励みましょう。その他にざっとではありますが人気企業を業種別にTOEICのスコアを調査しましたのでご覧ください。


業種別スコア目安と企業のスコア実例~

業種別TOEICスコア目安は英語育成の通信教育で大変定評があるアルク社による調査を参考にまとめました。私自身アルクには大変お世話になっておりヒアリングマラソンなどでめきめきと苦手とするリスニング力を身につけることができました。

♦銀行業  788.58
♦証券業  746.78
♦海運業  737.55
♦保険業  728.63
♦不動産業 705.51

あまり英語とは関係のなさそうな銀行業や保険、不動産などの業種でも高いスコアが目安となっていることから今や日本全体が英語を実際に仕事で使う使わないは関係なくTOEICを求めていることが分かりますね。では具体的に皆さんの知っている企業の名前を挙げながら求められるスコアをご紹介します。

♦TOEIC600点以上
ANA、日本IBM
♦TOEIC700点以上
日産、ユニリーバ、東京海上日動など
♦TOEIC800点以上
楽天、UBS証券、野村ホールディングス
♦TOEIC900点以上
三菱東京UFJ銀行

英検2級(高校卒業程度)の人がTOEICを受験すると500~600点くらいにおさまります。TOEIC600点というとそんなに高い気がしないのですが大学生のTOEIC平均は447点くらいなので600点というと大学生の中でも英語の勉強を頑張っている人達になります。

さ い ご に

いかがでしたか?あまりにもTOEICの高スコア(700点以上)を新入社員に求める企業が増えたため600点というと低いような錯覚を起こしてしまうのですが実際には600点を取得するのも大変です。

一昔前はTOEIC700あれば英語を専門とする職業にも堂々と応募できたのですが今では英語職なら900点近くが求められます。どんどん日本人に求められる英語力が高まっていますね(^-^;

今後社会人として歩みだす学生さんと、その親御さんにとってはちょっと気になる結果とデータ上の数値となりましたが(爆)

でも恐れる事は不必要ですよ。今から少しづつでも方向性を決め対策法を早めに打つ事で厳しいであろう就職戦線にも打ち勝つ事が出来るでしょう!!

頑張れ!!フレッシャーズ!!!!

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