「まめまめしく働けますように」との願いを込め、昔の台所を預かる人たちは7~8時間かけてことことじっくりと黒豆を炊いたそうです。
忙しい現代社会では黒豆は購入してしまうご家庭も多いと思いますが圧力鍋を使った時短テクでふっくらとした黒豆を炊いてみませんか?
甘さを抑えた優しい味の黒豆の味つけレシピも公開します。
黒豆は高血圧に効果あり
以前NHK生活ほっとモーニングで黒豆の煮汁を飲んで実際に血圧が下がる様子が放送されました。黒豆の煮汁に血圧を下げ血管をしなやかにする作用があるそうなんです。これは高血圧の人だけでなく忙しくて健康を気にしている人たちにも嬉しい話ですよね。
血圧が固くなることで様々な病気が出てきます。中には命にかかわるケースも。動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などにも黒豆の煮汁は効果があるそうです。黒豆に含まれるフラボノイドが血圧を安定させてくれるそうです。鉄分も豊富なので女性にも嬉しいですね。
ところでフラボノイドという言葉どこかで聞いたことがありませんか?
そうです。最近話題になっているキーワードです。
フラボノイドはとにかく効能がすごいんです。老化防止、糖尿病にもよいとされています。
圧力鍋を使ってふっくら黒豆を炊く時短テク
圧力鍋を使わない場合は錆びた釘と一緒に黒豆の水戻しから始まり最低でも3時間以上はゆっくり煮ないとふっくらと仕上がりません。なんと水戻しには1日かかります。忙しいとなかなか手が出せませんよね。
でも圧力鍋を使えば驚きの調理時間で炊き上がってしまうのです。しかも黒豆を炊くときによくある失敗のしわが寄りません。お砂糖を入れない黒豆のレシピです。お砂糖を入れていないので糖尿病の人も煮汁を健康のために飲めますね。
黒豆400g、水2リットル、錆びた釘5~6本くらいを圧力鍋に入れ一晩そのままにしておく。最初強火それから弱火にして約20分、そのまま蓋を開けずに一晩寝かせたら完成です!
甘すぎない味つけレシピ
市販の黒豆はとにかく甘い!ツヤツヤが飴のように感じてしまうことも。甘さ控えめのすっきりしたお砂糖の分量は水2リットルに対しお砂糖が130gくらいです。
黒豆に味つけをしたい時は火にかける前にお砂糖を加えてくださいね。またお砂糖の代わりに三温糖やきび砂糖を使うとさらに素朴な優しい味になります。
黒豆が余った時のリメイクレシピ
お正月用に黒豆をたくさん炊いて余った場合はさっそくリメイクして楽しみましょう。
<<黒豆ようかん>>
ミキサーやフードプロフェッサーでなめらかにした黒豆200g、水200cc、砂糖大さじ3~4、粉寒天2~3g。粉寒天を火にかけ完全にとけるまでしゃもじなどでかき混ぜます。粉寒天が完全に溶けたら砂糖、黒豆を合わせます。かわいいガラスの湯飲みなどに流し込み冷え固まったら完成です。
<<黒豆と人参と大根のイタリアンサラダ>>
紅白なますで余った大根と人参、黒豆の残りを使って簡単にできるリメイクサラダです。オリーブオイルの香りが効いたイタリアンドレッシングと相性ばっちらりです。アンチョビが好きな人は少々加えても美味しいですよ。
さ い ご に
いかがでしたか?黒豆ってふっくら美味しいだけでなく煮汁まで健康をサポートしてくれるんです。良いことづくめの元気がぎゅっと詰まった黒豆をぜひ手作りで頂いてみてください。自分で美味しいものを作って食べている時って本当になんであんなに幸せなんでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました!
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