大きな鍋で米ぬかと唐辛子で筍をぐつぐつ煮込んで一晩そのままにしておく昔ながらの筍のあく抜き方法。一晩漬けておくのは筍の中のあくを完全に抜くためなんです。
でも意外な〇〇〇を使って短時間で済ますこともできるんですよ。
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超意外な方法は大根おろし!
プロもやっている技をご紹介!!
使うのは大根1/2本をおろした絞り汁のみです。絞った後の大根おろしは焼き魚に添えてくださいね。ポイントは大根は皮のまま擦り下ろすことです。
皮はよく流水で汚れを落としてくださいね。大根おろしの絞り汁を同量の水で薄めて小さじ1の塩を加えてください。その中に皮をはいで先端を包丁で切り落とし、食べやすい大きさに切った筍を2時間つけておくだけです。その後沸騰したお湯で2~3分ゆでたらあく抜き完成!
何時間もぐつぐつ茹でないので筍のしゃきしゃき感が損なわれません。酢味噌あえや筍ご飯、天ぷらしゃきしゃきした筍を堪能してくださいね。
圧力鍋を使うとあく抜きがあっという間!
圧力鍋を使うとなんと驚きの10分であく抜き終了。但し筍の中のあくを完全に抜くために冷めるまで蓋を開けずにそのまま放置しておいてくださいね。すぐに食べてしまうと渋味や苦味が残っているかもしれません。
用意するのは一握りの生米です。まず筍の先端を切り落として皮を2~3枚はぎます。一握りの生米と筍を圧力鍋に入れ、ひたひたになるまで水を注ぎ火にかけます。最大圧力になったら火を弱め10分熱を加えます。そのまま冷えるまで放置したらあくの抜けた美味しい筍ができあがっています。
重曹を使って筍のあく抜きができる?
大根おろしや圧力鍋以外にも重曹を使って筍のあく抜きをすると時短になります。重曹は掃除用と食品用があるので必ず食品用を選んで購入してくださいね。
入れる分量は水1リットルに対して重曹小さじ1の割合です。鍋の大きさによって水と重曹の量を調整してくださいね。
沸騰させたら鬼皮をはいで底のかたい部分と先端を切り落とし縦に半分に切った筍を入れ30分間茹でるだけです。竹串がすっと入ったら美味しく茹であがったサインになります。
さ い ご に
いかがでしたか?春先になると旬の筍が店先に並びます。あく抜きが大変そうだからと敬遠していた方も今年の春に筍デビューしてみませんか?
自分であく抜きした筍で作った料理はほっぺたが落ちるくらい美味しいですよ。
茹ですぎてしまった場合はタッパーに水をはって筍を入れ冷蔵庫で保存しましょう。あくが出てくるので水は毎日取りかえてくださいね。
美味しく食べるには1週間程度を目処に食べきるようにしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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