ムーミンテーマパークが気になる!そこは野趣溢れる公園?2018年冬開業?

これは話題!

ムーミンは、昭和40年代のアニメ作品以来、ずっと日本人に親しまれてきた物語です。

繰り返しリメイクもされてきましたが、まさか21世紀になってこんなブームが再来するなんて想像もしませんでした。

埼玉県飯能市に、2018年11月~2019年3月にかけて、本国フィンランド以外では世界初というムーミンのテーマパークがオープンする予定となっており、新しい観光名所になるだろうと期待されています。

正直なところ『え?なんでこんなところに?』と、地元民には衝撃でしたが(笑)。
宮沢湖という小さな湖のほとりにできる本格的なテーマパークは、どんなふうになるんだろう、と楽しみになってきました。

もっとも、飯能には『ムーミンの公園』として20年以上親しまれている場所があり、幼稚園や小学校の遠足の定番スポットになっていたのですが、数年前に本国の財団の許可が下りて、原作者の名前を公式に使えることになり正式に『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』となりました。

■トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園
 開園時間:09:00~17:00(夏期・冬季によって変更あり)
 休園日:月曜日(月曜祝日の場合その翌平日)
 入場料:無料(飯能市の公園なので)
 〒357-0046 埼玉県飯能市大字阿巣須893-1
 TEL:042-972-7711
 公式HP:https://www.city.hanno.lg.jp/akebono

ここには、いわゆる“遊具”がありません。

【ムーミンハウス】

【ムーミンボート小屋】

緩やかな丘にある森は、本物のムーミン谷のような風情です。ムーミンのおうちそっくりの『きのこの家』を中心に、その先にはスナフキンが釣りをしているような桟橋のボート小屋があり、隠しキャラのようなベンチがあり…あのアニメで観た作品世界そのものが再現されており、ただそこを散歩するだけでも楽しい場所なのです。

真夏でも渡る風は涼しく、小さな子供たちは小川で水遊びしています。これからの季節は、色づく葉っぱの変化や落ちている木の実を探したり、うっすら積もる雪の風情を楽しみたい、そんな場所です。

首都圏からのアクセスは、西武池袋線元加治駅から、入間川を渡って徒歩で20分ほど。
車なら圏央道の『佐山日高IC』から20分、『青梅IC』から20分で、駐車場も他の施設と共有ですが十分な台数が用意されています。

この公園でひときわ人気なのが『ムーミンのおうち』と呼ばれる『きのこの家』です。
嬉しいことに、開園中は大人も子供も靴を脱いで中に入れます。
長年、丁寧に管理されてきており、よく磨かれた木の床や手すりの感触が柔らかくて、とても居心地のいい空間になっています。靴下で歩くと滑りやすい場所もあるのでご注意を!

中は意外と広く、螺旋状の階段で屋根裏まで上がれるようになっており、ムーミンママがスープを煮ていそうな台所や、パパがパイプをくゆらせて新聞を読んでいるみたいなリビング、そして屋根裏に作りこまれた小部屋の中には、ミィやスナフキンたちのスペースがあって、そこに置かれたテントや小さいベッドは、想像力(妄想力?)を掻き立てられるかわいらしさです。

そんな公園の中に、今年の初夏、『プイスト』という名前の素敵な北欧風カフェがオープンしました。

外壁は鮮やかなブルーで、内装は無垢の木をたっぷり使ったナチュラルテイスト。靴を脱いであがるスタイルで、赤ちゃん連れのママさんたちも落ち着いてお茶したり、ランチを楽しんでいます。

店の奥にはプレイスペースがあったり、不思議な形の中二階の席があったり。窓から差し込む光も優しい空間で、ついつい長居をしたくなりますね。

メニューは地元の野菜などを使ったサンドイッチやコーヒーなど。テイクアウトしてベンチで食べるのも楽しそうです。

クリスマスなど、季節ごとにテーマを決めたコンサートやスタンプラリーなども行われるので、遊びに行く前に公式サイトのカレンダーなどをチェックしてみることをお勧めします。

宮沢湖のほとりに今冬オープンする『ムーミンテーマパーク』もとても気になりますね。子供と遊びに行ったらめっちゃハマりそうな予感大ですね(´▽`*)

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