引越し祝いって、何がいいのだろう?・・・。いざとなると悩みますね。
お祝いを送るにあたって失礼のないように気を使います。贈る相手が目上の方だったりすると尚更です。
引越し祝いのマナー
引越し祝いとは、新居に招待された人が贈るもので、招待されていなかったら送らなくても大丈夫です。
でも、社会的につながりがある上司や同僚だったり、親しい友人の場合でこれからも親密なお付き合いをしていくのならば招待されていなくても郵送などで贈ることができます。
お祝いは、招待された当日に持参するのではなく、当日までに郵送や宅配で届くようにしましょう。
もし、現金や商品券をお祝いとして渡すときは、さり気なく他の招待客に気づかれないように渡すといいですよ。
品物を贈る場合は、マナー違反にならないように気を配る必要があります。昔から「縁起」を重視する人もいるので、あとでお互いに嫌な気分にならないよう注意しましょう。
赤い色の物はダメ
赤は「火事」を連想させます。「火事を起こす・起きる」と連想させることになるので不向きです。その他に「火」を連想させるものとして、「ストーブ類・灰皿・キャンドル」などがあります。
壁に穴をあける物
壁に掛けるもの(時計・絵画・タペストリー・掛け軸など)は、「家に穴をあける=傷をつける」というので、避けた方がいいでしょう。
足で踏みつけるものは上司にはNG
靴下とかの履き物や敷物は、「踏みつける」ということになるので避けてくださいね。
のし紙・のし袋
お祝いの贈り物は、郵送か宅配で贈るのがマナーなので、のし紙は「内のし」にしましょう。
商品券や現金をご祝儀袋に入れるときは、水引を「紅白蝶結び」の物を選ぶといいですね。そしてご祝儀袋は後ろの折り返しに気を付けてください。下の折り返しが「上」にくるように、上を折ってから下を折りあげます。
この折り返しが逆になると「御悔やみ」の意味になるので、絶対に間違わないようにしましょう。
表書きは、新築へ引っ越しなのか、中古へ引っ越しなのかで変わっってきます。
○新築→「御新築祝」「御祝」
○中古→「御引越祝」「御祝」「御新居祝」「御転居御祝」
引っ越し祝いの相場
贈る相手によって変わってきます。贈りすぎても相手が負担を感じてしまうこともありますから、気遣いが必要となります。
◆兄弟・親戚
・1万円~3万円くらいが平均金額といっていいでしょう。
◆親
・1万円~5万円 子どもの経済状態にもよりますがこのくらいが目明日です。
◆友人・会社の同僚
・5000円~1万円
◆会社の上司
・5000円~1万円
◆会社の部下
・1万円
お祝い金は、身内は大目に予算を組みますが基本「上には薄く、下には厚く」が礼儀となります。
喜ばれる贈り物とは?
無難といっては何ですが「現金・商品券」がいいかもしれません。一番使い道もありますし、絶対に喜ばれると思います。
でも、ちょっと・・・。あまりにも、露骨的と感じる人もいるかもしれません。
そのほかに何か形のあるものをと考えた時何がいいのでしょうか。出来れば、喜んでもらえるものがいいのですが。
食 料 品
引っ越しした時は、バタバタとしていて買い物にいくのも大変。なにも生鮮食料品をと言うわけではありません。小腹がすいたときにちょっとつまめるおやつがあったらいいですよね。
日持ちするお菓子の詰め合わせとか、ゼリーの詰め合わせはどうでしょうか。
消 耗 品 を 贈 る
洗剤や日常的に使う生活消耗品です。使ってしまえば、場所を取らなくなりますし引っ越ししたばかりで買いだめもしていないでしょうから重宝ですよね。
ギ フ ト カ タ ロ グ
今の時代は、カタログで欲しいものを選んでもらうといことも主流になりつつあります。金額さえしっかりと決めてしまえば、あとは相手に欲しいものを選んでもらえばいいのです。
ま と め
引っ越し祝いとしては、記念として形に残るものよりも、使えばなくなってしまう消耗品が人気があると思います。
贈る相手によって贈りものを決めるポイントが違ってきますので、ぜひ相手が「残念」と思う事のないものを贈りたいですね。
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