上の子どもたちは、小学生になり中・高学年ともなるとお小遣いを上げないといけないのかな?と思い始めた頃に、せっかくお金を支払うのだから、お金のありがたみを知ってもらおうと母は画策しました。
親はATMじゃないし、お金にズボラな大人にはなってほしくなかったのです。
それに、せっかくお手伝いで身に付いた家事を忘れてほしくなかったから。
アルバイト形式を発案
それを、子ども上の子2人に渡して「気が向いたときでいいからバイトしてお小遣い稼がない?」
喜びましたね(笑) なんかゲーム感覚。
そのお小遣い表一覧とは、
■食器洗い→10円
■食器を拭く→10円
■食器棚にしまう→10円
■母の食器洗う→10円
■父の食器洗う→10円
■洗濯をする→10円
■干す→10円
■取り込む→10円
■たたむ→10円
■洗濯・干す→30円
■取り込む・たたむ30円
■アイロン→20円
■みんなのをタンスにしまう→20円
■トイレ掃除→20円
■お風呂掃除→10円
■お湯を入れる→10円
■お風呂掃除をしてお湯を入れる→30円
■掃除機をかける→10円
などなどです。
バイト内容を細かく分けたのは、バイトの取り合いをしないようにです。
20円枠は、ちょっと大変かな~、嫌かな~??部門ですね(笑)。
それとセット価格を作ってまとめてバイトをすると、お得だよ♪感を出してアピールしました(笑)
お 支 払 い 方 法
パソコンで、納品書みたくアルバイト申告票なるものを作りました。日付,自分の名前,バイト名,単価,合計金額を書いて提出するものです。
とりあえず、1日の終わりにバイトした分を出してもらって、二人の前で確認です。
その日にバイト料をもらう時もあれば、「今は欲しいものないから貯めておく」と言う時もありましたね。貯めておくと、結構でかい金額でもらえるので、子どもたちは喜んでいました。
でも、中学生になると、部活や練習試合で忙しくなってしまい、バイトどころではなくなってしまったために、自然消滅しました。
バイトから自分の仕事に
中学生になっても毎日食器を洗って片づけていたせいか、自分がご飯の時に使った食器は、自分たちで洗って片づけるようになっていましたし、洗濯物も自分のは自分でたたんでしまっていましたね。
当然、上2人の子どもの友だちが遊びに来ても、「うちはね、自分で使ったのは、自分で洗って片づけるんだよ」と当然のように友だちにも洗わせていましたね(笑)
但し、バイト制にして困ったことがありました。
小学生のとき、夏休みや冬休みになると、学校の課題で「お家のお手伝い」という項目があって、普通なら、「皿洗い」とか「掃除」とか書くんでしょうが、我が家では、バイト仕事だったので、書くことはできずに、何にしたらいいのか、すっごい悩んだのを覚えています(笑)
そして末っ子は、初めてお友だちの家にお泊りした時に、びっくりしたそうです。
「友たちの家では、誰も自分の食器洗わないんだよ!お母さん一人で片づけてたし!」
これには、笑いましたね。
お わ り に
子どもは、遊びが大好きです。遊び感覚から始めた、お手伝いを記憶にとどめておきたくて始めたバイト制ですが、小学生のうちだけとは言っても効果はありました。
末っ子は、上を見て育ったわけですから、全くなんの疑問も待たずにスムーズにいきましたから(笑)
ただ、思ったよりもバイト料が、かさんだのは誤算でしたけどね(笑)
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