日本人のがん患者が増加って本当か？癌とはそもそも何が原因？

今や日本人の２人に１人が癌になると云われております。

更に日本人の癌患者の中の３人に１人は命を落とすと云われております。

なぜ？日本でこれほどまでに癌患者が増加しているのか？に関し書いてみたいと思います。

日本は世界一のがん大国という事実

なぜに日本ががん大国なのかという事ですが、これは日本が世界一の長寿国になったという結果が逆にがん患者の増加に繋がっているようです。長生きすることによりがんを発症する事が多くなるのです。

日本人の平均寿命が2017年の最新データでは男性が80.75歳女性が86.99歳という驚くべき長寿だという事です。今から約３０年前の1990年では男性が75.92歳女性が81.90歳だったという次第です。

出典：http://womanslabo.com/

僅か30年で日本人の寿命は約５歳も延びたのです。

これは実は数字のマジックにもよるところでもあります。日本人の平均寿命が延びたのは実際は乳幼児の死亡率が大幅に減少した事がそもそもの数字を押し上げたようです。これは子供の死亡までを含む数字で表すので平均寿命が伸びるのはごく当たり前の事ではあります。

しかし長寿国＝癌大国という皮肉な結果にも繋がるのです。

まさに医療の発達や衛生環境が良くなり日本人が癌になる年齢まで普通に生きるようになったのがそもそものがん患者の増加になっているようです。

癌になるのはなぜ？身体の中で起きる原因とは？

人間の身体にはとてつもない細胞の数があり一つ一つの細胞の中には核があり核の中心には遺伝子（DNA)が存在しております。

この遺伝子（DNA）が傷ついて起こるのが ” 癌 ” なのだという事です。

遺伝子という細胞は生まれては分裂し細胞がどんどん増えていくという細胞分裂を繰り返す。その細胞分裂の際に突然変異という、” 癌 “の元になる遺伝子が生まれます。この遺伝子にも「がん抑制遺伝子」や「がん遺伝子」があって両方共に増殖を繰り返すなかで突然変異という異常事態が起き、やがて癌化した細胞へと変化していくのです。しかしこうして生まれたがん細胞も人間にそもそも備わっている免疫細胞（リンパ球）がやっつけてくれるのですがやはり高齢になると身体のなかでこの機能が徐々に低下しリンパ球が悪い癌細胞をやっつける事ができなくなります。

結果として、癌細胞が生まれ増殖をしていくという結果になります。

又、癌細胞は正常な細胞の数倍は栄養が必要になる為に患者さんの身体内から栄養を奪って更に増殖していきます。癌に罹った患者さんが痩せるのはこの為です。

癌にならない為に普段から実践すべき生活はコレ

癌になると本人は勿論、その家族も含めて大きなダメージを負ってしまいます。治療費も大変高額になるので出来るだけ、癌にならないような生活を心がけてみましょう！日常生活を気を付けるようにすれば癌は予防する事も不可能ではありません。

癌にならない生活を目指す項目をいくつか挙げておきます。
＠偏食をせずにバランスよく栄養を採る
＠脂肪はなるべく控える食べすぎもダメ
＠お酒は控えめにしタバコは厳禁です
＠野菜などの繊維質を多く摂取する
＠味の濃い食べ物や塩分は避ける
＠熱い食品は冷まして食べる
＠焦げた部分はできるだけ食べない
＠日焼けはなるべくしない
＠毎日できるだけ運動する
＠カビの生えた食品は食べない
＠入浴をこまめにし身体を清潔にする