超~学んだぜ!勉強になる七草粥の意味!身体に良い美味しいレシピも!

生活の知恵


古来から日本に伝わる風習に「七草粥」があります。

お正月が終わると食べられている「七草粥」は今では「七草粥セット」として売られていますね。お手軽に作れるようになりました。

私は生まれてこのかた、「七草粥」は食べた事がありません(笑)だから、いい年になるまで「七草粥」の存在を知らなかったのです。

そんな私のためにも?「七草粥」についてまとめてみました(笑)♪

春の七草!全部言える?

七草粥の材料、言えますか?私には無理です!(笑)

【 七草の呼び名と効能 】
➊芹(せり)→解熱・整腸・利尿・食欲増進・血圧降下etc➋薺(なずな)別名¬=ぺんぺん草→利尿・解毒・止血・胃腸障害・むくみ➌御形(ごぎょう)別名=母子草(ははこぐさ)→咳・痰・喉の痛み➍繁縷(はこべら)別名=はこべ→腹痛薬・胃炎・歯槽膿漏➎仏の座(ほとけのざ)別名=子鬼田平子(こおにたびらこ)→食欲増進・歯痛➏蘿蔔(すずしろ)別名=大根(だいこん)→風邪予防・美肌効果➐菘(すずな)別名=蕪(かぶ)→消化促進・しもやけ・そばかす

五節句のひとつ!人日の節句

「五節句(ごせっく)」と読みます。「節句」は「節供」の意味もあり、神様にお供えする食べ物の意味もあるのです。
「節」は、季節の変わり目という意味で、「節句」は季節の節目に神様へのお供え物をしたり、「五穀豊穣・無病息災・子孫繁栄」を祈りながら、邪気を祓ったりする行事だったみたいですよ。

「五節句」と言うからには、まだあるのです。

➀1月7日 人日(じんじつ)の節句 別名:「七草の節句」
➁3月3日 上巳(じょうし)の節句 別名:「桃の節句」
➂5月5日 端午(たんご)の節句 別名:「菖蒲(しょうぶ)の節句」
➃7月7日 七夕(しちせき)の節句 別名:「笹の節句」
➄9月9日 重陽(ちょうよう)の節句 別名:「菊の節句」

元々は古来中国から伝来

唐の時代に、1月7日に「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」という、7つの草や野菜を混ぜた汁ものを食べる風習が始まって、日本の奈良時代に伝わったものです。

この時代、日本ではお正月に若菜を摘んで食べる「若菜摘み」なる風習があったそうです。そして、1月15日には7種類の穀物をおかゆにして食べる習慣もあったのです。

平安時代に、「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」と「若菜摘み」と種類の穀物をおかゆにして食べる習慣がうまく重なり合って、「七草粥」の原型が生まれました。

江戸時代になると、「人日(じんじつ)の節句」が「五節句」の1つになり、庶民の間でも「七草粥」が一般行事として定着していったのです。

冬期なので、青菜の不足解消でもあり、正月後の胃腸をいたわるためでもあります。

土鍋・炊飯器で簡単七草粥レシピ

今では、スーパーでセットになって売っているので楽チンですね。1パック買ってくれば、家族みんなで食べられます♪

炊飯器は「おかゆモード」にして炊けば手間いらず。土鍋だって面倒だなんて思わずに挑戦してみましょう。冷やごはんからも出来ますからとても簡単ですよ。

【材料4人分】・米1合 ・水900ml(米の5倍)・七草 1パック・塩適量

■下ごしらえ
➊すずしろ(大根)は千切り➋すずな(蕪)は薄切り➌その他の5草は細かく刻んで さっと塩ゆで。

■炊飯器で作ろう
➊米を洗って、炊飯器の「おかゆモード」の水位まで水を入れる➋七草の根の部分だけを炊飯器に入れます➌おかゆモードで炊飯します➍炊き上がったら、塩をお好みの量を入れて味を調えます➎残っている七草を入れて3分蒸らして待つと出来上がり。

■土鍋で作ろう
➊研いだ米と水を土鍋に入れちゃいます♪➋土鍋を中火にかけ、沸騰したら弱火です➌弱火にしたら、30分~40分くらい炊いてください➍炊ける5分前になったら、すずしろ(大根)・すずな(蕪)を入れます➎火を止める寸前に、残りの七草を入れて塩適量で味を調えてください➏3分蒸らして、出来上がり♪

■冷やごはんの場合
➊茶碗2杯分に水600cc ➋10分ほど炊くと出来上がり~♪ 水加減は,お好みで調整してくださいね。

ま と め

胃腸の疲れているときに、やさしい七草粥をいただく!日本人ならではの、ほっこり感♪あ~日本人だな~って実感(笑) とても身体に優しい料理ですね。

せっかくの七草粥ですからね!ぜひ、1月7日に食べたいですね♪

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