航空会社を利用すると、フライトの距離や回数に応じてだけでなく、ホテルや関連の企業でそのカードを提示するとサービスの金額に応じてマイル(ポイント)がたまり、航空券に交換したり、系列のホテルを使えたり、というありがたいシステムです。
『陸マイラー』というのは日常で航空機を使わなくても、普段の買い物や決済にマイレージ付きの航空会社系のクレジットカードを使い、コツコツとマイルを貯める人のことを言うのです。
陸マイラーとは?めんどくさい系?
マイルを貯めるのはめんどくさいこと?いいえ、まったく!!
ただ毎日のスーパーの買い物や通販、公共料金などの支払いを全てその航空会社系のクレジットカード一択にするだけです。
1ポイント(=マイレージ)は小さくても、日常の買い物や決済全てをそこに集約して行けば、生活費の殆どにポイントが付く、ということに繋がります。
最近では、航空会社系のクレジットカードにクイックペイなどの簡単決済や交通系のプリペイドの機能が載せられたものもあります。日常生活をおくるなかで、支払い方をちょっと変える、ただそれだけで一年経ったら驚くほどのマイルが蓄積していくのです。
陸マイラーの最強カードは?クレカは?
国内の航空機ユーザーはこれらの二大主流航空会社のどちらかに分かれます。陸マイラーのほとんどは、そのいずれかを選び、カードを作ります。
それは単に航空会社のイメージの好みだったり、帰省や旅行、仕事で使う可能性のある路線が多いかだったり。
選ぶ理由は意外とシンプルです。
ちなみに私はANAのJCBを15年以上利用していますが、航空会社だけでなく、付帯する大手クレジット会社を選ぶ必要もあります。
メジャーなマイレージカードの場合には、VISA、MASTER、AMERICAN EXPRESSなどと提携していますが、それもチョイスの理由になりますね。
最近では、ANAに東京メトロ(地下鉄)、そしてPASMO(交通系プリペイドカード、オートチャージ機能)のシステムが一体化したカードも登場しています。
関東近県で生活している人なら、日常のほぼすべての経済活動がこれに一本化できて、さらにマイルを貯めやすくなります。
アメリカンエクスプレスでは、複数の航空会社のマイレージを貯められるというカードも登場しています。
自分のライフスタイルに合わせて航空会社・クレジット会社を選びましょう。
陸マイラーの必須アイテムはコレ!テクも
まず必須なのはクレジット機能つきのマイレージカードです。
連携して使えるかんたん決済のクイックペイなどのカードがあれば、コンビニでの支払いも楽になりますね。
私はこの方法を使い始めてから、日常の買い物全て、それこそ鉛筆一本、百均での108円の買い物でもすべてマイル付きクレカで決済しています。
今どき、クレカが使えないところは殆どありませんので、現金を持ち歩くことも減りました。
余りに少額の時には、レジで『すみません、少額でお手数かけるけど、カードでお願いします』と一言添えています。その108円当たりのマイルが一年貯まったらそれなりの額に蓄積しますので、レジが混んでいても諦めずにカードを提示するのです。
ま と め
近年、日本国内ではLCCが増えてきましたね。
残念ながら、LCCではもともとの航空料金が安いためにマイレージというサービスを行うところが殆どないのですが、大手の航空会社と連携してマイルが発生するキャンペーンなどもありますので、旅行の時にはそういう部分を調べたうえで会社と便を選ぶことも大切です。
いずれにせよ、どの航空券を買う時にも、自分がメインで使うマイレージ付きクレカで決済すれば、ポイント=マイルは蓄積していくのです。
マイルは表には見えないお金です。賢く気長に貯めていけば、飛行機を使う旅もお値打ちに楽しめますよ!
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