JR北海道は新幹線ネット限定きっぷ販売の単独運営を廃止へ!

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JR北海道は先日突然に北海道内単独で販売していた「JR北海道予約サービス」のシステムを2017年2月をメドに廃止する事を発表しました。

非常に残念ではありますが経営難のJR北海道ですからこれは仕方がないという感じでもあります。今後はJR東日本が運営する「えきねっと」というインターネット列車予約サービスに統一されることになります。

開業1年を待たずして北海道新幹線のきっぷ販売が変ります

JR北海道は開業した2016年3月より今日迄割安で購入出来る「北海道ネットきっぷ」「北海道お先にネットきっぷ」という2種の新幹線用のきっぷ販売を取り扱ってきましたがこのシステムは2017年2月でもって終了となります。

北海道新幹線開業から今日まで定価で販売される「みどりの窓口」も含めて上記ネット専用の割安きっぷ販売の2本立てだった北海道新幹線きっぷ販売はJR東日本が運営する「えきねっと」というネットきっぷ販売に集約されます。既に2016年12月より本システムは稼働を始めているようです。

⇒JR東日本「えきねっと」はこちらから

今後はJR北海道内全駅で新幹線きっぷが受取り可能になります

実は今までも「えきねっと」は北海道内でも販売されておりましたが、ごく一部のエリアですね函館地区のJR各駅でしかこのきっぷの受け取りは出来なかったのです。

しかし今後はJR北海道内の各駅で受取りが可能になったので、定価でのみ販売される「みどりの窓口」を利用する事無く割安なネットきっぷ購入が全道民に拡大される訳ですからメリットが大きいので良しとすべきでしょう。

「えきねっと」もやはりクレジット決済が前提条件なので予めカード情報を入力し会員登録されてくださいませ。これで割安になる新幹線ネットきっぷが空席さえ有れば北海道民皆が平等に購入出来るようになります。

⇒JR東日本「えきねっと」はこちらから

JR東日本の「えきねっと」を利用するメリットは何?

この「えきねっと」というJR東日本のシステムですが、”えきねっと特典”と呼ばれる制度が有ります。これはきっぷの受け取り前ならば予約変更が自由に出来るという便利なシステムを設けています。

現時点ではJR東日本管内の新幹線と在来線列車及び北陸・北海道新幹線に限られたきっぷ販売ですが今後はJR北海道内の特急きっぷ販売もされるようなのでネットで割安に購入出来るシステムは今後も形と名称だけ変りますがちゃんと存在していくので安心してください。

これまでの北海道新幹線専用の「北海道ネットきっぷ」「北海道お先にネットきっぷ」はJR東日本の「えきねっとトクだ値」という名称に変更され同じように購入する期日により割引率に差が有る超割安なきっぷ購入になります。なので安心なさってください。

さいごに

JR東日本という路線はやはり日本の新幹線の大動脈を担っているのでこちらに統一されるほうが安心感はありますね。

昔から懸念されていたのが国鉄として国家が運営していた時代から民間経営分離されたら首都圏から遠く離れた、北海道や四国といった離島の鉄道運営には無理が有るのは明白でしたから。当時からゆく末は完全な赤字覚悟での経営分離だったのですから。

日本国民である以上は首都圏でもローカル圏でも国民が享受する公共交通サービスは平等にならないといけないのです。ですが現実はそうなってはいないのです。今後もローカル赤字路線は整理縮小や廃線が確実になってきておりますので。

いわゆる第三セクター方式の運営も国家が最後迄面倒をみる事は出来なくなってきているのが実情ですね。

悲しいですが現実はどうする事も出来ないのです。

今後は国と各沿線自治体とJR各社がよく協議し住民と意見交換等を行い、日本国民がどこに住もうが同じ国民として同じ公共サービスを享受出来るように努めてほしいですね。

JR各社さん!是非共宜しくお願いしますm(__)m

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