もうすぐ夏到来で、夏祭りに花火などイベントが盛りだくさんですよね。なんといっても女の子なら浴衣を着てお出かけしたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
美容院で浴衣も髪型もセットしてもらうという方もいるかもしれませんが、予約の手間や、お金の出費などを考えると…浴衣着るのやめようかなぁなんて考えたりしませんか?
コツさえおさえれば、自分で浴衣を着ることも出来ます!簡単着付けや帯の結び方など一緒に見ていきましょう!
浴 衣 と は ?
浴衣の歴史は古く、起源は平安時代とされています。貴族が蒸し風呂へ入る際に水蒸気でやけどしないように着用した「湯帷子(ゆかたびら)」がはじまりとのことです。
江戸時代後期になると、高級とされていた綿の生産量が高まったことで庶民の間に普及したのだそうです。
元々は湯上りに着用する室内着でしたが、最近は花火大会やお祭りなどで見かけることが多くなり、幅広い世代や外国人にも人気の夏の風物詩になりましたね。
簡単浴衣の着付け方の動画や画像を参考に!
自分で着付けるのは難しいのでは?という方も多いかと思いますが、そもそも昔の人は自分で着付けていましたよね?やれないことはないということです(笑)
簡単にまとめてみましたので、見てみましょう。
女性の着付け
➀浴衣を羽織り、袖に手を通します。背中側の縫い目がちょうど背中の中心を通るようにします。➁えり先をそろえ、下前・上前と重ねます。➂えり先から20センチ程の所を持ち、軽く持ち上げます。裾がくるぶしにかかる位置に合わせましょう。➃裾を合わせたら腰ひもをしっかり結び、おはしょり(丈調整し余った布部分)を整えます。➄身八つ口(わきの下のちいさい穴)から手を入れ、前・後ろと手を回しシワを伸ばします。➅模様の位置や、抜き加減を決め、伊達締めで上から結びます。(伊達締めは着付けの仕上がりを綺麗にする役目もあり、つける際は柔らかい素材が◎)
画像付きでとってもわかりやすく説明されています参考にしてみて下さい。
男性の着付け
➀肩幅に開き、姿勢良く立ちます。➁浴衣を羽織り、肩からまっすぐ落ちるように整え、背中の中心に縫い目がくるようにします。➂えり先を持ち、中心がずれないように下前・上前と重ねます。➃喉の下にあるくぼみが見える程度に、えりを合わせましょう。➄両手で腰骨の上辺りを押さえるように、しっかりと腰ひもを結びます。➅結び目は横にくるように調整し、紐の残りは脇に挟みこむようにするとすっきりします。➆シワがよっていないか確認し、伸ばします。
阪急百貨店さんによる、丁寧で詳しい男性浴衣の着付け方・帯の結び方が見られます。
美容院で着付けてもらう!?
浴衣を自分で着てみたけど、時間が経つにつれ着崩れてしまって大変だった!?なんて方もいらっしゃいますよね。
美容院にお願いするのは、振袖や豪華な着物じゃなきゃちょっと恥ずかしいなんて考えを持っている方もいるのでは?しかし、そんなことは気にしなくて大丈夫です!
でも、予約や値段など、気になることはありますよね?美容院で着付けてもらうメリットとデメリットをみてみましょう。
メリット
・プロに着せてもらうことで、着崩れしない。
・髪型や化粧もキレイで、手の込んだセットをしてもらえる。
デメリット
・費用がかかってしまう。
・美容院へ行くまでに着ていた服が荷物になる。
・着付けの下手な美容師にあたると、着崩れする。
ということがあげられるかと思います。美容院を利用する場合、お店選びが大切になりそうですね。
作り帯で簡単可愛く
帯って結ぶの難しくないですか?左右対称にならなかったり、ちょっと曲がってしまったり…。
帯は浴衣の花形みたいな部分ですよね。でも上手に結ぶのって難しかったりします。
しかし、最近は「作り帯」というものがあるのをご存じですか?始めから綺麗な蝶結びになっているものを、後ろに差すだけで出来てしまうものがあります。これ!便利ですよね!!
作り帯の締め方
➀「した帯」を胸のすぐ下へと合わせます。➁「した帯」の紐が下にくるように帯をしっかりと締めて身体に巻きましょう。紐もしっかりと結びます。➂「した帯」の端部分、紐の結び目は背中の中心からずらした所へもっていきましょう。➃作り帯についている、U字型の部分を背中の中心に差し込みます。➄作り帯についている紐を、前にもっていき胸元でしっかりと結びます。紐は「した帯」の中へ隠しましょう。
画像付きで、作り帯の締め方を丁寧に説明してくれています。参考にどうぞ。
蝶 結 び
やっぱり帯もちゃんと締めたい!という方へ。動画でわかりやすく説明してくださってますので
参考にしながら挑戦してみてください。
さ い ご に
普段着ることが少なくなったからこそ、ここぞ!という時に浴衣を着て楽しみたいですよね。
今回紹介させてもらったものを参考に、自分で挑戦してみるもよし!美容院でプロに可愛くセットしてもらうもよし!
自分に合った着付け方で浴衣を楽しんでください!
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