大人の『おねしょ』経験有りますか?おねしょの原因と治療法は?

身体の悩み

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大人になって突然、「おねしょ」をした経験ってありませんか?実は調査によると意外と大人の「おねしょ」って多いという調査結果があるようですね。

「おねしょ」又は「夜尿症」とも表現される、今回は「おねしょ・夜尿症」に関して調べてきましたよ。

大人のおねしょを科学し共に治療に向けて歩んでいきましょう。

おねしょと夜尿症のそもそもの違いとは!?

「おねしょ」と「夜尿症」は、夜寝ている間に無意識にしてしまうものとしては同じですが、その違いは年齢です。

幼児期の夜尿を”おねしょ”といい、小学校以降の夜尿を”夜尿症”というそうです。

小学生以降大人になってもこの夜尿の傾向があるのならばそれは「夜尿症」という正式な病気である可能性が強いです。

夜尿症には【一次性夜尿症】【二次性夜尿症】の2つが有るとされています。

一次性夜尿症とは、おねしょ(夜尿)が生後からずっと続いている状態。 夜尿症の人の約80%強の人はこれにあてはまるようです。

膀胱の容量が少なくて十分に尿を膀胱内に貯める事が出来ず、更に抗利尿ホルモンの夜間の分泌量が減り尿量が増える等排尿に関する機能が働かない事を指します。

二次性夜尿症とは、一時期治癒していた夜尿症がなんらかのせいで再発した状態を指します。

圧倒的に多いのが一次性であり、大人の夜尿症の約9割を占めています。二次性夜尿症は約2割とあまり多くはないです。

おねしょや夜尿症のそもそもの病因とはどんなもの?

尿路系、神経系、ホルモン、大脳皮質などさまざまな分野が自然と連携しておしっこを漏らさない仕組が出来るそうです。

しかしなんらかの原因でこれらのバランスが崩壊する時に起きるのが夜尿症だという事です。

尿意を感じる事と、膀胱に尿を貯めるそもそものアンバランスが原因で「おねしょ」「夜尿症」が起きます。

更に、脊髄脳等の中枢神経。椎間板ヘルニア。糖尿病等の神経障害や、膀胱周辺の疾患が原因ともなります。

大人の夜尿症の原因の一つが睡眠障害だそうですね。

飲酒や睡眠薬も睡眠障害の原因でもあります。

睡眠時無呼吸症候群も夜尿症の原因となるようですね。

 

夜尿症に根本的な治療法とは?

夜尿症にはまず薬物治療が用いられます。

薬物治療には膀胱機能を落ち着かせる抗コリン剤投与。

更に尿量を減少させる抗利尿ホルモン薬投与。

自宅で出来る夜尿症対策としてはやはり、夕食後は水分をあまり摂らないようにし、就寝前には水分を一切飲まない。

更に冬は就寝直前に入浴し、布団は予め暖めておく。出来るだけ体を温めた状態で睡眠する。

つまり体を冷やさないという事が大事だという事です。

これだけで夜尿症は格段に良くなるようです。

抗利尿ホルモンという尿量を減らすホルモンは睡眠中に起きると途端に分泌が減ってしまうので睡眠中には起きないようにすることが大事。

夜尿症の一番の要因はやはりストレスです!仕事面でも出来るだけプレッシャーを感じないように気をつけてください。

特に二次性夜尿症の場合は、心因性が原因が大半を占めるようです。

疲れが堪るとストレスを呼び、自律神経が乱れ夜尿症を発症するのです。

さいごに

上記のように、夜尿症の原因にはさまざまな要素と原因があることを理解してください。 こ

のため夜尿症は一つの原因で生じる病気ではなく、いくつかの原因が複合的に関わっている「症候群」といわれています。

とはいっても大人になってのいわゆる「おねしょ」に関しては恥ずかしくて中々話し出せないという方も多い事と思います。

大人の夜尿症は男性に多いと言われていますが、それは女性の方が羞恥心から治療にきていないだけの事です。つまり女性の患者さんが相当多いという調査結果もあるくらいですので。

現在では泌尿器科においても格段に良くなる処方薬も存在するそうですので悩まずに是非お早めに診察されたほうが良いでしょう。

おねしょで悩んだり更にストレスを増加させることなく明かるい毎日を過ごせるようにしてください。

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