今年の入間基地航空祭にブルーインパルスは飛ぶ?毎年恒例なの?

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青い空に映える、白いスモークを引いて飛ぶ6機の飛行機たち___それが航空自衛隊のアクロバットチーム“ブルーインパルス”です。

東日本大震災、そしてTBSのドラマ『空飛ぶ広報室』の放送を経て、より一層多くの人に知られるようになりました。

ブルーインパルスと入間基地の基本情報

ブルーインパルスは現在、第4航空団(宮城県松島基地)飛行群第11飛行隊として部隊編成され、アクロバット専門の部隊として活動しています。

近年では、航空自衛隊の各基地の航空祭を回るだけでなく、公共・民間問わず様々なイベントでのフライトを行うようになっており、防衛省の公式サイトなどでその情報が発表されていますし、SNSなどでもファンが自発的にスケジュールをUPしてくれています。

⇒航空自衛隊”ブルーインパルス” 2019年展示飛行予定一覧

そんな中でも、ブルーインパルスが飛ぶ、首都圏最大の航空祭が毎年11月3日の文化の日に、埼玉県狭山市の航空自衛隊入間基地で開催されます。今年はたまたま土曜日ですが、毎年同じ日に開催されるのはここだけなので、覚えやすいですね。

そして、なぜかこの日は『晴れの特異日』と言われるほどに晴天であることが多く、ブルーインパルスファンは全国から集結してそのフライトを心待ちにしているのです。

さて、この航空自衛隊入間基地のアクセスですが、全国でも珍しく、電車の駅が基地に隣接しています。西武池袋線の池袋駅から40分程度、稲荷山公園駅は、毎年この日にはフェンスを開放して直接基地内に入れる臨時改札を設営しています。

例年、この日は臨時ダイヤで運行されますが、池袋駅、電車内、臨時改札ともに大混雑になりますので、ご利用の際にはPASMOは多めにチャージしておくと出入りがスムーズです。

また、裏技として、西武新宿線の狭山市駅から徒歩で、というルートもあります。入間基地まで歩いて1時間ほどですが、電車が比較的空いているので、身軽に歩けるのであればこちらもお勧めします。駐車場はありませんので、車での来場はNGです(バイクは駐輪場あり)。

ブルーインパルスは今年も飛ぶのか?

ブルーインパルスは今年も飛ぶ予定です!!

なぜなら!ブルーインパルスは、入間基地航空祭だけは毎年飛んでいるのです。

前述のとおり、この日の入間は晴れる確率が高く、ブルーインパルスのフライトを楽しみに遊びに来るファンが沢山います。例年、前日に予行フライトを行い、当日の昼過ぎに本番が始まります。航空祭の当日、20数万人が一斉に空を見上げるという光景は、他ではあまり見られないのではないでしょうか。

入間基地の航空祭の具体的なスケジュールは入間基地の公式サイトに随時UPされますので、チェックしてみてくださいね。

⇒航空自衛隊入間基地公式サイトはこちら🛬

ブルーインパルスに木村拓哉と高橋大輔

過去、ブルーインパルスでは芸能人など、広報効果の高い人の体験フライトが実施されています。

もっとも有名なのが2010年の正月に放送された『さんタク』というフジテレビの番組の企画で5番機の後席に搭乗した木村拓哉さんです。

当時、この番組の撮影が映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の撮影と同時進行の時期で、戦闘機パイロットの古代進が憑依していたのかもしれませんが、常識では考えられないレベルのノリノリでフルのアクロを体験、そのGも宙返りも堪能している様子に前席のパイロットが驚嘆している様子が動画に残っています。

タクシーアウト(滑走路への走行開始)の時に見せる敬礼は、伝説的な映画『TOP GUN』でトム・クルーズが空母の甲板で見せたそれをそのまま再現しているカッコよさなので、是非チェックしてみてください。

また、1年前にはフィギュアスケートの高橋大輔さんが搭乗しています。彼もまた、平然とそのフライトを堪能し、前席のパイロットさんに『今まで乗せた中で一番強かったかも』と言われており、さらに『回転が気持ちよかった!』というコメントを残しています。

体験搭乗の番外編としては、TBSのドラマ『空飛ぶ広報室』の中での体験搭乗ということで、俳優の桐谷健太さんが10話の中で乗っています。

作中でブルーインパルスのパイロット候補だった自衛官役の綾野剛さんは、残念ながら若いころに経験した肺気腫の影響でフライト出来なかったのだとか。

綾野さん演じる空自広報官・空井大祐は作中で『人気俳優キリー(桐谷健太さん)』を体験搭乗させることに奔走するのです。
この10話の後半は、まさに木村拓哉さんを登場させた時の航空幕僚幹部広報室の活躍ぶりをモデルにされており、合わせてご覧になると、より一層リアルにブルーインパルスを感じられるでしょう。

ブルーインパルスはかつての東京オリンピックの開会式で国立競技場の上に五輪のマークを描いたことでよく知られています。その時の様子は、一瞬ではありますが『ALWAYS三丁目の夕日‘64』にも出てきます。

ま と め

例年のフライトももちろんですが、もし2年後の東京オリンピックの関係で特別なフライトが見られたら、ファンとしては嬉しい限りです。

東日本大震災でも、九州新幹線の開通イベントのために福岡に展開していたおかげでチーム壊滅の危機をギリギリ回避した、ブルーインパルスの運の強さは信じたいものです。

ブルーインパルスは、日本の空が平和であってこそ飛べるのです。

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