趣味趣向の多様化でおせちも昔ながらの定番和風だけでなく、中華、洋風、フレンチ、イタリアンなどおせちにもグローバル化が進んでいます。
まさに食事も文化の1つと言えますね。
昔ながらの伝統を伝えていくことはとても大切なことですがたまには変わったおせちはいかがですか?今人気の洋風おせちについて紹介します!
定番の和風おせち
日本に昔から伝わる定番のおせちは具材に縁起のよいものを多く取り入れています。重箱にも「めでたさを重ねる」という意味があります。徹底的に験担ぎをしていて重箱が4段になる時は「与の重」と表します。具材にも縁起の良い意味が込められています。
◎海老···(腰が曲がるまで生きる)長寿祈願
◎金柑···(金冠)財運アップ
◎数の子、いくら···子孫繁栄
◎昆布···喜ぶ
オードブルはおせちなの?
おせち料理の始まりはおせちく(御節句)料理と言われています。
「おせちく」とは奈良時代に季節の変わり目の祝いの会で宮廷で出されたおもてなし料理を意味しています。その後江戸時代に入ると庶民にも広く普及するようになりました。この頃にお正月に食べる料理を「おせち」と呼ぶようになりました。
お正月に食べる料理をおせちというわけで、黒豆や数の子がなければおせちではないというわけではありません。お正月に新年を祝って食べるお祝いの膳をおせちと呼ぶのでオードブルもお正月に食べれば立派なおせちと言えます。
人気の洋風おせちを紹介
洋風おせちにはどんな料理が詰められているのでしょうか?
シャンパンやワイン、洋酒などにも合うおつまみ具材も盛りだくさんです!ただし洋風といっても完全に従来のおせち料理と別物というわけではく伝統のおせち料理をアレンジしたものも多く含まれていますよ。
例えば金柑だと白ワインとお砂糖で煮詰めたり、煮しめはコンソメで煮込んだり、栗きんとんの上に出すマロングラッセを飾ったりといった具合です。
その中で人気の具材を紹介します!
伊勢海老の代わりに洋風おせちに使います。ロブスターの身は伊勢海老よりもぷりっと弾力性があります。伊勢海老の身は意外なことに柔らかいんですよね。値段も伊勢海老の約半分と言われています。伊勢海老は500gでなんと1万円近くもの値がついています。
かなり値が張るので伊勢海老よりもお手頃なロブスターが人気があるのです。食べ方は共にボイルにしたり、身を使ってグラタンにしたりします。身体をグラタンの器にした豪快で華やかな見た目がお正月にぴったりですね。
友達の結婚式に呼ばれた時何度かオマール海老のグラタンが出されたことがあります。美味しくいただきました。
◎ローストビーフ
ローストビーフは牛肉の塊を蒸し焼きにし、薄くそいでグレイビーソースなどをかけて食べます。ローストビーフのマリネを食べたことがあるんですが玉ねぎとガーリック、オリーブオイル、ビネガーがとてもローストビーフに馴染んでいてとても美味しかったです。
◎テリーヌ
テリーヌは日本のおせち料理で言うとかまぼこ的存在です。テリーヌとはつぶして味つけした肉、魚、野菜などを陶器の器に入れ蒸し焼きにしたものです。かまぼこのように薄くスライスします。テリーヌは見た目も鮮やかでデザイン性に富んだものがたくさん作られています。
さ い ご に
いかがでしたか?洋風おせちの良いところは見た目にも華やかで食欲をそそるものがとても多く子供にも人気があることです。シャンパンやワインともよく合うのでおしゃれなお正月を過ごしたい人にもおすすめです。
たまには目先を変えて洋風おせちを楽しんでみてはいかがでしょうか?最後までお読みいただきありがとうございました!
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