正月飾りの風習とは?玄関にしめ飾りだけで良い?鏡餅も玄関が正解?

生活の知恵

代表的なお正月飾りには「しめ縄、しめ飾り、門松、鏡餅」があります。これらの飾りにはどんな意味が込められているのでしょうか?

意外と知らないお正月飾りの風習についてまとめましたのでご覧ください。

意外と知らないお正月飾りについて分かりやすく解説!

◎しめ縄としめ飾りの違い

しめ縄

しめ飾り

しめ縄に飾りをつけたものがしめ飾りです。しめ縄は神様と人間界の境界線に飾ることで不浄なものが入ってこないようにとの意味があるので一般的には仏壇や神棚に飾ります。

一方でしめ飾りは神様を迎えるのにふさわしい場所であることを示すためのもので一般的に玄関先に飾るそうです。しめ飾りには縁起の良い飾りが使われています。例えば橙ならば「代々我が家が繁栄していきますように」ゆずり葉は葉が繁っていることから「子孫が繁栄していきますように」との願いが込められています。ただし橙はかなりサイズが大きいので代わりに小さな葉のついたみかんを使うことが多いそうです。

◎門松

門松は家の門のところに天に向けて立っています。これも神様が天から見たときにお正月の準備が出来ていると気づけるように置くものだと言われています。

竹の中は空洞のためその中で神様がお休みになるとも。なんだかかぐや姫みたいですね^^門松もお店屋さんに飾るようなとても大きなものから卓上サイズのものまでいろいろなサイズがありますのでお気に入りのものを見つけてくださいね。

◎鏡餅

昔から鏡は神様が宿る神聖なものであると考えられてきました。鏡餅は鏡の形をまねて丸く仕上がっているそうです。大きさはすごく大きいものから手のひらサイズの小さなものまでバリエーション豊かです。大きいものには橙、小さなものには葉みかんを乗せるそうです。

鏡餅は実は大きさによって飾り場所が違うそうなのですがそれについては後ほど詳しくお話ししたいと思います。

玄関にしめ飾りだけで良い?鏡餅を飾る場所は玄関で正しい?

玄関にはしめ飾りだけでも十分ですが正式には1番大きい鏡餅を玄関の内側に、家の門のところに門松を飾れば完璧です。

一軒家でないご家庭は玄関の内側やドアを開いたところに小さい門松を置くとよいかもしれませんね。門松もバリエーション豊かでいろいろなサイズや飾りをつけたものが出ているのでお気に入りのものを見つけてくださいね。

鏡餅にはいろいろな大きさがありますがこれは好みの問題ではなくて実は飾り場所によってふさわしい大きさがあるそうなんです。

1番大きい鏡餅は床の間または玄関の内側に。中サイズの鏡餅は仏壇または神棚に。1番小さいものは各部屋や台所に飾るのが正式であると言われています。これを知ったのはつい最近のことです(^-^;長く生きていても次々と新発見がある毎日を過ごせているのはこのブログのおかげかなと感謝する日々です。

さ い ご に

早足になりましたがお正月飾りについて少しでも皆様のお役に立てたのなら幸いです。

お正月飾りは松の内(1月7日)を過ぎたら片付けるようにしてくださいね。鏡餅だけは1月11日の鏡開きが過ぎてからでOKです。その後1月15日前後に開かれるどんどやに持っていき無病息災を願って皆で分けあって食べましょう。

ポン酢の原料が橙だって知っていましたか?鏡餅を下げたら上にのせていた橙を絞ってお鍋はいかがでしょうか?年末年始で食べ過ぎた胃にも優しくおすすめです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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